17日、中山競馬場で行われた1R・2歳未勝利(芝1800m)は、安藤勝己騎手騎乗の3番人気タニオブゴールド(牡2、美浦・栗田博憲厩舎)が、中団追走から直線では大外を強襲し、逃げ粘る2番人気ムーヴスターをクビ差捕らえ優勝した。勝ちタイムは1分50秒9(良)。同馬は父バブルガムフェロー、母クラクエンレディー(その父トニービン)という血統。03年セレクトセールにて850万円で落札されていた。デビュー戦(新潟・芝1800m)は、メンバー中最速の上がり(3F33.9秒)を繰り出すも5着に敗れていた。通算成績2戦1勝。バブルガムフェロー産駒は、JRA現2歳世代初勝利となった。
札幌競馬場で行われた1R・2歳未勝利(芝1200m)は、四位洋文騎手騎乗の3番人気サウスティーダ(牝2、栗東・大久保龍志厩舎)が、好スタートから先頭に立つと直線で好位から迫った2番人気ニシノタカラヅカをハナ差制して優勝した。勝ちタイムは1分10秒4(良)。同馬は父アドマイヤベガ、母が93年小倉2歳S(GIII)2着のキョウエイコロナ(その父ノーパスノーセール)という血統。従兄弟には99年東京大賞典(交流GI)を勝ったワールドクリーク(父マジックミラー)がいる。デビュー戦(札幌・芝1200m)は、トップオンターフ(牡2、美浦・古賀一隆厩舎)の2着に敗れており、2戦目での初勝利となった。通算成績2戦1勝。アドマイヤベガ産駒は、リンガスベガ(牡2、美浦・境征勝厩舎)に続きJRA現2歳世代では2頭目の勝ち上がりとなった。