アルフレードの手塚師「今は落ち着いていて調教もしっかりできている」/七夕賞

2015年07月07日 12:00

復調気配が漂うアルフレード

 完全復活を誓う。アルフレードは無傷3連勝で11年朝日杯FSを制し、翌春のNHKマイルCでも2着。しかし、ダービー13着後に右前屈腱炎を発症し、約1年半の長期休養を強いられた。

 復帰後は思うような成績を残せなかったが、今年は違う。初戦の東京新聞杯で鋭く追い込み2着に好走。続く新潟大賞典では実績のない2000mの距離も克服し、勝ち馬ダコールから0秒2差の3着と復調を印象づけた。手塚師は「脚元に不安がある馬だけど、今は落ち着いていて調教もしっかりできている」とうなずく。

 1週前追い切りでは、美浦Wで5F69秒0-39秒7-12秒6をマーク。インパラトール(5歳1000万下)、ローズクランス(2歳新馬)を大きく追い掛けながら、きっちりと併入を決めた。「力強い動き。前半のリズムが良かったし、折り合いの心配もなさそう」とトレーナーも合格点を与える動きを披露した。

「今回の相手を見てもハンデも妥当なところ。あとは初の福島コースへの対応だけ」と、前走から据え置きとなる56キロのハンデに期待も高まる。2歳時の輝きは徐々に取り戻してきた。みちのくの地でVを決め、約3年7カ月ぶりとなる勝利の美酒を味わいたい。

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