決め手を発揮して好カードを制したアドマイヤリード(左)=中京競馬場
「2歳新馬」(中京5R・芝1600m)
目の覚めるような鋭い末脚で快勝。3番人気の
アドマイヤリード(牝、父ステイゴールド、栗東・松田博)が1分39秒9のタイムで初陣をものにした。道中は中団を追走。直線半ばで2番手から運んだ1番人気
シルバーステート(2着)が3番手追走の2番人気
オーバーカム(3着)を突き放したが、ゴール手前で猛然と襲いかかって差し切った。398キロと小柄な馬体で人気の牡馬を撃破。母の半妹に11年愛セントレジャーなどを勝った
ジュークボックスジュリーがいる血統背景からも飛躍が楽しみだ。なお、
シルバーステートは頭差、
オーバーカムはさらに2馬身半差でのゴールだった。
川田は「強い調教をしていなかった分、直線に向いて強くささりましたが、次は大丈夫でしょう。強い相手に、いい内容で勝ってくれました」と笑顔。次走は未定となっている。