活発なセリで1億8000万円の値をつけたウィーミスフランキー15(左)
“ダノン”の冠名で知られる(株)ダ
ノックスの野田順弘会長が羽振りの良さを見せつけた。2日目の最高価格となる「
ウィーミスフランキー15」(牝、父ディープインパクト)を1億8000万円で落札。ほかにも
オルフェーヴル初年度産駒の「
カリフォルニアネクター15」(牡)を8000万円で落とすなど計6頭、総額4億8000万円分を落札した。
一方、“ミッキー”の冠名で知られる妻の野田みづき氏も精力的にセリに参加して、2日目は計7頭、3億2200万円分を購入。夫婦での2日間のお買い上げは合計25頭で、何と13億1800万円にも上った。
ウィーミスフランキー15は米GI・
デルマーデビュータントSや
オークリーフSを勝った母の2番子で、
カリフォルニアネクター15の母は北米で5勝。米国の大種牡馬ストームキャットの血を引く良血だ。
「
ウィーミスフランキー15は妻の
ミッキークイーン(今年のオークス馬)に刺激を受けて、ぜひディープの牝馬を買おうと。皮膚が薄くて、いい馬だね。
カリフォルニアネクター15も馬っぷりがいい。走るかどうかは分からないけど、競馬はロマン。リスクはあるが、リターンが楽しみ」と野田会長はデビューの日を心待ちにしていた。