1日、札幌競馬場で行われた2R・2歳未勝利(芝1200m)は、福永祐一騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝160円)ニシノタカラヅカ(牝2、栗東・松田正弘厩舎)が、好スタートから先頭に立ち、先頭を併走していた4番人気スリーアトラスに2馬身の差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分10秒5(良)。同馬は父サンデーサイレンス、母デュプリシト(その父Danzig)という血統。半姉に92年桜花賞、スプリンターズS(共にGI)などGI・3勝(重賞6勝)を挙げたニシノフラワー(父Majestic Light)がいる。デビュー戦は(札幌・芝1200m)は2着、続く同条件の未勝利戦も5、2着と勝ち切れない競馬が続いていた。通算成績4戦1勝。サンデーサイレンス産駒は、JRA2歳世代では6頭目の勝ち上がりとなった。
札幌1R・2歳未勝利(ダート1000m)は、藤田伸二騎手騎乗の1番人気キクノハヤブサ(牝2、栗東・藤岡範士厩舎)が、スタートから先手を奪うと、3番人気ボムシェルに5馬身の差をつけて逃げ切った。勝ちタイムは1分00秒1(良)。同馬は父サクラバクシンオー、母は92年テレビ東京3歳牝馬S(GIII)2着のオギサバンナ(その父コリムスキー)という血統。デビュー3戦は芝で7、4、6着と振るわなかったが、初のダート戦となった前走(札幌・ダート1000m)では2着に好走していた。通算成績5戦1勝。サクラバクシンオー産駒は、JRA2歳世代では12頭目の勝ち上がりとなった。