2日、札幌競馬場で行われた、すずらん賞(2歳OP、芝1200m)は、宮崎光行騎手騎乗の6番人気フェイクフェイス(牡2、北海道・山田和久厩舎)が、好位追走から直線抜け出すと、中団から追い込んだ7番人気はフュノンガルウの追撃を1.3/4馬身差制して快勝した。勝ちタイムは1分10秒7(良)。さらに1/2馬身差の3着には14番人気モエレフィールドが入った。
勝ったフェイクフェイスは、父スターオブコジーン、母マヤノクリオネ(その父サクラユタカオー)という血統。叔父に04年メトロポリタンS(OP)勝ち馬でJRA・4勝を挙げているシャドウビンテージ(牡5、美浦・河野通文厩舎)がいる。6月に迎えたデビュー戦(札幌・ダート1000m)は3着、2戦目のアタックチャレンジ2歳(旭川・ダート1000m)で初勝利を挙げ、スペシャルウィーク賞(旭川・ダート1000m)5着から臨んだ、9月11日の2歳500万下(札幌・芝1200m)では、初の芝のレースながら快勝。今回の勝利でJRAの芝のレース連勝となった。通算成績5戦3勝(JRA2戦2勝)。