2歳新馬に出走予定のツウキンカイソク(ユーザー提供:エクワインレーシングさん)
名牝系出身で珍馬名の
ツウキンカイソク(牡2、美浦・岩戸孝樹厩舎)が、日曜新潟5Rの2歳新馬(芝1400m)で注目のデビュー戦を迎える。
ツウキンカイソクは父
サトノアラジン、母シャンスイ、母の父スウェプトオーヴァーボードの血統。母はJRAで1勝だが、半姉の
ネオフレグランスはJRAで3勝、同じく
ビーナスローズは2勝クラスまで出世している。母系を遡ると祖母の
ダイナチャイナはJRAで7勝の活躍馬。近親には大物が並び、ギャロップダイナは85年の天皇賞(秋)と86年の安田記念、
アーネストリーは11年の宝塚記念を制している。
ここまで坂路とWを併用して乗り込まれてきた。時計は及第点といったところだが、実戦で変わり身を見せられるか。通勤快速とは言わず、特急並みの
スピードでラ
イバルを圧倒してほしい。