新馬戦は出遅れながらも鮮やかな末脚で優勝したカネノイロ(撮影:下野雄規)
8月1日(土)の新潟5Rの新馬戦(芝1400m)で、出遅れながらも鮮やかな末脚で優勝したカネノイロ(牡2・美浦・佐藤吉勝)。「なかなか良い脚を使ってくれましたね」と佐藤調教師はレースを振り返る。この後は在厩で調整し、8月30日(日)の新潟2歳S(GIII・芝1600m)に向かう予定。
8月2日(日)の新潟6Rの新馬戦(芝1400m)では、出遅れて後方から進み、直線一気に伸びてきて初陣を飾ったボーアムルーズ(牝2・美浦・栗田徹)だったが、レース後に両前肢球節の剥離骨折が判明した。全治3か月の診断で、6日(木)に美浦トレセンの競走馬診療所で手術を受ける。「期待していた馬ですし、あれだけのパフォーマンスをしてくれましたからね。これが良い休養になってくれればと思います。早ければ年内に1度使えるかもしれないですね」と栗田調教師。
同じく8月2日(日)の札幌6Rの新馬戦(ダ1700m)で、掛かり気味ながら直線では反応良く抜け出して勝ち上がったエネスク(牡2・美浦・和田雄二)。「ダートが良いと思って札幌に照準を合わせて入厩させたのですが、期待通りの走りを見せてくれました」と和田調教師。レース後は北海道むかわ町のエクワインレーシングに放牧に出た。今後は未定。
7月26日(日)の函館2歳S(GIII)で3着となったヒルダ(牝2・美浦・黒岩陽一)は、ノーザンファーム空港に放牧に出た。今後については未定。同じく函館2歳Sで6着のラッキーボックス(牝2・美浦・黒岩陽一)は、右膝骨折が判明。全治6か月の診断で、先週金曜日(7/31)に美浦トレセンの競走馬診療所で手術を受けている。(取材・文:佐々木祥恵)