22日、小倉競馬場5Rで新馬戦(2歳・芝1200m・11頭)が行われ、後方でレースを進めた松若風馬騎手騎乗の11番人気オウケンダイヤ(牝2、栗東・西村真幸厩舎)が、直線で外から一気に脚を伸ばして、2番手追走から一旦先頭に立っていた1番人気タガノフォルトゥナ(牡2、栗東・鈴木孝志厩舎)を捕らえ、これに1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分10秒9(良)。

　さらに1.1/2馬身差の3着に8番人気ブルベアカトラス(牡2、栗東・日吉正和厩舎)が入った。なお、3番人気ソレイユロワイヤル(牡2、栗東・長浜博之厩舎)は8着、2番人気ナイスワン(牡2、栗東・奥村豊厩舎)は10着に終わった。

　勝ったオウケンダイヤは、父オウケンマジック、母オウケンハート、その父ジャングルポケットという血統。新種牡馬であるオウケンマジック産駒は、地方競馬も含めて現時点で本馬ただ一頭のみの登録となっているが、その初出走で見事勝利を挙げた。

【勝ち馬プロフィール】
◆オウケンダイヤ(牝2)
騎手：松若風馬
厩舎：栗東・西村真幸
父：オウケンマジック
母：オウケンハート
母父：ジャングルポケット
馬主：福井明
生産者：辻牧場