スレイプニルS2025に出走予定のリチュアル(23年11月撮影、ユーザー提供:ななみさん)
金曜正午の時点では3場揃って芝ダートともに良となっている。まずは東京から。芝は徐々に時計がかかってきた。内側は全体的に荒れているが、C→Dコース替わりで多少なりとも緩和される。どちらかといえばインがベターで、外差しは簡単ではない。ダートは馬場状態に関係なく、逃げ先行有利の傾向が続いている。
続いて阪神。芝はA→Bコース替わり。極端ではないかもしれないが、前&内ベターと考えたい。ダートはペース次第。流れれば中団以降からでも間に合う。
最後に函館。芝は超高速馬場。1200〜1800mを中心に逃げ先行有利。差しが絶対ダメということはないが、せめて道中はロスなく運びたい。ダートは1000mに限ると前が止まらない。1700mは待機組にも出番があるが、それでも4角では先団に取り付かないと厳しい。
【注目馬】
東京11R・リチュアル…大トビだけに動きやすい枠が理想で、ダートの6〜8枠では【1-2-1-1】と安定感あり。この舞台のオープンでも2着、4着、4着と好成績なので、ガラリ一変を期待したい。
阪神10R・ヴェルテンベルク…多頭数が不向きで、15頭立て以上では【0-0-1-5】なので、前走は参考外。むしろ、そんな条件下でも上がり3F最速をマークしたことを評価したい。ここは12頭立てなので、ある程度の位置を取れれば好勝負になっていい。
函館11R・エヴァンスウィート…ここはハイペース必至。内〜中枠で、かつ中団までの位置を取れる馬が有利だろう。本馬は昇級戦の前走が惨敗だったが、マイルは長過ぎた印象。未勝利勝ちの函館芝1200mで一変がある。