ドバウィが現役引退

2005年10月08日 19:28

 8日、現地時間9月24日に英・ニューマーケット競馬場で行われたクイーンエリザベス2世S(英G1)を2着に敗れたゴドルフィン所属のドバウィ Dubawi(牡3、英・S.ビン・スルール厩舎)が、後肢の靱帯を負傷し現役を引退することがわかった。今後については未定だが、01年5月に急逝した父ドバイミレニアム Dubai Millenniumの後継種牡馬としての期待は大きそうだ。

 ドバウィは、父がドバイミレニアム Dubai Millennium、母は98年伊オークス(伊G1)馬Zomaradah(その父Deploy)という血統の愛国産馬。近親には98年英ダービー(英G1)を制したハイライズ High-Riseがいる。04年6月に英・グッドウッド競馬場で迎えたメイドンレース(芝6f)でデビュー。初戦を快勝後、3連勝で愛ナショナルS(愛G1)を制している。今季初戦となった英2000ギニー(英G1)は5着に敗れるも、続く愛2000ギニー(愛G1)ではオラトリオ Oratorio(牡3、愛・A.オブライエン厩舎)を破ってG1・2勝目。英ダービー(英G1)3着後に臨んだジャックルマロワ賞(仏G1)では古馬を完封しており、芝8fのレースでは古馬顔負けの強さを見せていた。前走クイーンエリザベス2世S(英G1-2着)が現役最後のレースとなった。通算成績8戦6勝(G1・4勝)。

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