来年のクラシックに向けて、素質馬達の戦い/札幌2歳Sの見どころ

2015年08月31日 12:01

勝負強さが光ったラヴアンドポップ(写真は2015年コスモス賞優勝時)

 例年素質馬が揃う札幌2歳S。今年も例年に引けを取らない素質馬が集まった。ここを勝って来年のクラシックへと飛躍していくのはどの馬か。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■9/5(土) 札幌2歳S(2歳・GIII・札幌芝1800m)

 ラヴアンドポップ(牡2、栗東・安田隆行厩舎)は新馬戦、コスモス賞と2連勝。アドマイヤムーン産駒にしては落ち着きがあり、馬体は無駄がなく研ぎ澄まされている。2戦ともに接戦をモノにしているように勝負強く、洋芝適性も高い。ここも上位争いに持ち込んでくるだろう。

 アドマイヤエイカン(牡2、栗東・須貝尚介厩舎)はボリューム感のある体つきで、大物感がある。新馬戦では早目に2番手の馬が被せにきたが、直線に向くと瞬時に突き放して快勝。強いレース内容だった。能力はここでもトップクラスだろう。

 アラバスター(牡2、栗東・松田博資厩舎)は2010年の阪神JFを勝ったレーヴディソールの初仔。良血に恥じない勝ちっぷりで新馬戦を制した。ここでも当然期待がかかる。

 その他、新馬戦を楽勝しているアフターダーク(牝2、栗東・高橋義忠厩舎)・プロフェット(牡2、栗東・池江泰寿厩舎)、いい末脚を見せたスパーキングジョイ(牡2、栗東・藤岡健一厩舎)なども世代最初の中距離重賞制覇を狙う。発走は15時25分。

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