札幌10R・すずらん賞(芝1200m)は、1番人気に推された
オデュッセウス(美浦・手塚)が、2番手から抜け出しオープン初Vを決めた。道中は逃げる
ラシーム(9着)の直後でレースを運ぶと、4コーナーでは抑え切れない手応えで早くも先頭へ。ゴール前で最内からホッカイドウ競馬の8番人気
フレンチイデアルが迫ってきたが、追撃を首差封じた。前走の函館2歳Sは不利があり、14着に終わったが、オープン特別で巻き返しに成功した。勝ちタイムは1分11秒0。2着から3/4馬身差の3着には2番人気の
ボーダレスが入った。
初コンビの三浦は「追ってからしっかりしていますね。きょうはあのポジションでしたが、差しても良さそう」とうなずくと、「気持ちのコントロールがつけば、もう少し上を目指せる馬。距離は1200mがベスト」と評価した。