重賞でもスピードは引けを取らないルチャドルアスール
初の重賞でも迷いなく逃げを打つ。オープン特別で2戦連続2着と好走している
ルチャドルアスール。普段から調教に騎乗している平野は「キーンランドCを除外になって、函館から美浦へ輸送。心配したけど大丈夫ですね。冬場は硬くなる。春から秋がいい」と出来の良さを保証する。「行き切った方が持ち味は出ますから」とここもハナは譲らない構えだ。
一昨年の覇者で、昨年2着の
ハクサンムーンが、今秋もこの舞台から悲願のGI制覇を目指す。3日の1週前追い切りでは、栗東坂路でラスト1F11秒7の切れ味を披露。調整は至って順調だ。西園師は「昨年よりもいい感じできている。斤量も56キロ。前哨戦という意味合いではなく、勝ってGIへ向かいたい」と気合が入っていた。