16日、東京競馬場で行われた2R・2歳未勝利(芝1400m)は、田中勝春騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝170円)キャンディーストア(牝2、美浦・手塚貴久厩舎)が、好位追走から直線で抜け出すと2番人気メジロルバートに3.1/2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分22秒7(重)。同馬は、父スペシャルウィーク、母フサイチハッスル(その父トニービン)という血統。祖母は、84年4歳牝馬特別・西(GII)を制したダイナシュガー(父ノーザンテースト)。伯父には、94年阪神大賞典(GII)など重賞3勝を挙げたムッシュシェクル(父リアルシャダイ)や93年毎日杯(GIII)を制したシクレノンシェリフ(父リアルシャダイ)がいる。デビュー戦(札幌・芝1200m)は、勝ったファイングレイン(牡2、栗東・長浜博之厩舎)から0.2秒差の2着に敗れており、2戦目での初勝利となった。通算成績2戦1勝。スペシャルウィーク産駒は、JRA現2歳世代14頭目の勝ち上がり。
東京1R・2歳未勝利(ダート1600m)は、田中勝春騎手騎乗の3番人気ブライアンズエッセ(牡2、美浦・境征勝厩舎)が、好位追走から直線で抜け出すと2番人気デュアルプロセッサに4馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは1分39秒2(不良)。同馬は、父ブライアンズタイム、母シェラムール(その父Conquistador Cielo)という血統。牝系には、02年マーチS(GIII)など重賞3勝を挙げているマンボツイスト(牡10、岩手・伊藤和厩舎)がいる。7月に迎えたデビュー戦(新潟・芝1600m)以来、4戦目での初勝利となった。通算成績4戦1勝。ブライアンズタイム産駒は、アドマイヤカンナ(牝2、栗東・橋田満厩舎)に続く、JRA現2歳世代4頭目の勝ち上がり。