記録ラッシュだ。阪神8R・第17回阪神ジャンプS・JGIII(芝3140m)は単勝1.3倍の圧倒的な1番人気に応えて
オースミムーン(栗東・松下)が快勝した。13年に続きレース2勝目、さらにJRA史上5頭目となる障害重賞6勝目を獲得。また3連覇を飾った高田は、史上初の同一JRA障害重賞6年連続連対(平地では武豊が89〜94年天皇賞・春などで達成)を決めた。勝ちタイムは3分31秒9。2番人気の
マキオボーラーが1馬身1/4差の2着。さらに5馬身差の3着には9番人気の
ミヤコデラックスが入った。
早め先頭から押し切ったレースぶりに高田は「折り合いにだけ気をつけて、勝負どころまでゆったりと気持ち良く走らせた。直線は遊んでいたが、後続が来たら来ただけ走ってくれた」と満足そう。次戦は東京ハイジャンプ(10月18日・東京、芝3110m)を目指す。