「2歳新馬」(中山5R・芝1600m)
追撃をしのぎ切って、2番人気の
スマートアリシア(父ファルブラヴ、美浦・鹿戸)が1分38秒2のタイムで牝馬同士のマイル戦を制した。大外枠発進をクリアし、早々に3番手のポジションを確保すると、直線で前の馬を楽々とパス。急坂で10番人気
イチゴアミーラの猛追を浴びたが、首差のリードでフィニッシュを決めた。母の半兄に06年のアーリントンC、京成杯AHを勝った
ステキシンスケクンがいる。なお、さらに2馬身半差の3着には逃げた4番人気
サンニードルスをかわして浮上した8番人気
マオノココロが入った。また、07年の朝日杯FSを制した
ゴスホークケンの半妹で1番人気に推された
アウェイクは発馬がひと息で最後方から。勝負どころから外を回って進出して脚を伸ばしたが、位置取りが響いて5着に敗れた。
「非力だけど、素材はいい。内容的には完勝だった」と三浦。鹿戸師は「イレ込みを心配したが、
スピードもあるし、ケイコ通り走った」と話した。今後は一度休ませる予定。