圧倒的人気の応えて新馬勝ちを飾ったリボンドグレープス(左)=中山競馬場
「2歳新馬」(中山4R・芝1200m)
強さが光った。単勝1.5倍の断然の1番人気に推された
リボンドグレープス(牝、父スウェプトオーヴァーボード、美浦・堀)がデビュー戦を快勝。発走直後に跳び上がっていったん後方に置かれながらも、すぐに挽回してハナへ。最後は8番人気
チタンクレバー(2着)の追い上げを封じて悠々とゴール。2着との着差は3/4馬身とわずかだが、父譲りの高い
スピード能力で他馬を圧倒した。勝ちタイムは1分10秒4。3着は2番人気の
メンデンホールが1馬身半差で続いた。
M.デムーロは「元気いっぱいでうるさかったね」と苦笑い。近親に
ダイワスカーレットなどが名を連ねる血統馬に「いい
スピードがある。マイルくらいの方がいい」と語った。