トウショウファルコが死亡

2005年10月22日 14:19

 22日、92年AJCC(GII)など重賞2勝を挙げたトウショウファルコ(牡19)が、21日に死亡したことがJRAから発表された。

 トウショウファルコは、父グリーングラス、母カメリアトウショウ (その父ハンザダンサー)という血統。牝系はトウショウボーイ(76年皐月賞、有馬記念)などを輩出したソシアルバターフライの一族となる。89年2月にデビュー。やや出世が遅れたものの、重賞初挑戦となった91年7月の七夕賞(GIII)を3着と好走した後は、OPクラスのレースで安定した成績を残していた。92年金杯・東(GIII)で重賞初制覇、続くAJCC(GII)も制して重賞連勝を飾るも、その後裂蹄を発症し約10ヶ月の休養に入っている。同年11月の天皇賞・秋(GI)で戦列に復帰するも15着と大敗、同レースを最後に現役を引退していた。三白流星、尾花栗毛という姿から人気を博し、現役引退後は93年9月から99年9月まで東京競馬場で誘導馬を務め、その後は根岸競馬記念公苑に繋養されていた。通算成績31戦8勝(重賞2勝)。

 なお、27日(木)13時30分より根岸競馬記念公苑馬坂の馬頭観音前において、同馬のお別れの会を行う予定。

※詳しくは馬と競馬の博物館ホームページ(http://www.bajibunka.jrao.ne.jp/top.html)でご確認ください。

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