◆第86回菊花賞・G1(10月26日、京都競馬場・芝3000メートル)=10月25日、栗東トレセン
神戸新聞杯3着の
ジョバンニ(牡3歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父
エピファネイア)は角馬場から坂路を1本駆け上がり、大一番に備えた。大久保助手は「当初の計算通り、確実に状態は上がっています。体が締まってきて、つくべきところに(筋肉が)ついてきました」と仕上がりに納得の表情を浮かべた。
前走は好位でリズム良く運んで内を突いたが、直線で前が壁になり、スムーズに追い出せず。ヨーイドンの瞬発力勝負では、持ち味の持久力のある末脚は生かし切れなかった。同助手は「今回はある程度前に行く馬もいるし、前走のような競馬にはならないと思います。距離に関してもレースで我慢は利いていますからね。クラシック組として結果を残したい」と巻き返しへ力を込めた。