◆第86回菊花賞・G1(10月26日、京都競馬場・芝3000メートル)=10月25日、栗東トレセン
セントライト記念2着の
ヤマニンブークリエ(牡3歳、栗東・松永幹夫厩舎、父
キタサンブラック)は角馬場から坂路へ。63秒8―15秒3で素軽く駆け上がり、前日調整を終えた。田原助手は「いつも通り落ち着いています。しっかり乗り込んでの馬体増なので、前走より状態はいいと思います」と確かな上積みに胸を張った。10月23日に発表された調教後の馬体重は、前走時から16キロ増の532キロ。筋肉のボリュームが増え、よりたくましくなっている。
父は2015年に当レースを制し、2016年、2017年の天皇賞・春を連覇。初の長距離にも対応できる下地はある。「3000メートルはやってみないと分かりませんが、血統的にはこなせると思います」と同助手は期待した。