16日、東京競馬場で行われた9R・いちょうS(2歳OP・芝1600m)は、北村宏司騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝150円)ジャリスコライト(牡2、美浦・藤沢和雄厩舎)が道中は馬群の中央を進み、直線では一旦窮屈になりながらも体勢を立て直すと、先に抜け出した2番人気ニシノイツマデモを外から一気に捕らえ、2.1/2馬身の差をつけ完勝した。勝ちタイムは1分35秒9(良)。さらに2.1/2馬身差の3着には2番手から粘り込んだ3番人気セトウチアポロンが入った。
勝ったジャリスコライトは、父ファンタスティックライト、母Chancey Squaw(その父Chief's Crown)という血統。半兄に01年香港C(香G1)勝ち馬で、GI・6勝(海外含む)を挙げたアグネスデジタル(父Crafty Prospector)、04年毎日杯(GIII)を2着と好走したシェルゲーム(牡4、美浦・藤沢和雄厩舎)がいる。デビュー戦(東京・芝1800m)は2番人気ながら、上がり33.8秒の脚で1番人気マイネルスケルツィを1.1/2馬身交わし快勝していた。通算成績2戦2勝。