28日、浦和競馬場で第25回埼玉新聞栄冠賞(3歳上・ダ1900m・1着賞金1200万円)が行われ、先団の後ろでレースを進めた中野省吾騎手騎乗の3番人気カキツバタロイヤル(牡9、船橋・函館一昭厩舎)が、直線で外に出して各馬を差し切り、中団追走から伸びた7番人気ガンマーバースト(牡8、船橋・出川克己厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分2秒0(良)。
さらに1馬身差の3着に1番人気タイムズアロー(牡7、船橋・川島正一厩舎)が入った。なお、2番人気ラッキープリンス(牡3、浦和・小久保智厩舎)は9着に終わった。
勝ったカキツバタロイヤルは、父ロイヤルタッチ、母ホウヨウリリー、その父アンバーシャダイという血統。5年連続で本レースに出走して初めての勝利(2011年2着、12年2着、13年3着、14年2着)となった。重賞はこれで6勝目。
【勝ち馬プロフィール】
◆カキツバタロイヤル(牡9)
騎手:中野省吾
厩舎:船橋・函館一昭
父:ロイヤルタッチ
母:ホウヨウリリー
母父:アンバーシャダイ
馬主:佐野恒久
生産者:山田政宏
通算成績:64戦15勝(重賞6勝)