30日、東京競馬場で行われた3R・2歳新馬(芝1600m)は、蛯名正義騎手騎乗の2番人気カイシュウタキオン(牡2、美浦・田中清隆厩舎)がスタートから先手を奪うと、好位から差を詰めた5番人気ヒカルダイチに2馬身の差をつけ快勝した。勝ちタイムは1分37秒2(良)。さらに1馬身差の3着には、後方から脚を伸ばした3番人気プロセッションが入った。1番人気に支持されたピサノバンキッシュは直線伸びを欠き7着に敗れた。
勝ったカイシュウタキオンは、父アグネスタキオン、母はJRA・3勝のペトラ(その父ヘクタープロテクター)という血統。牝系はディープインパクト(牡3、栗東・池江泰郎厩舎)らと同じ一族。アグネスタキオン産駒は、JRA現2歳世代では18頭目の勝ち上がりとなった。