30日、京都競馬場で行われた3R・2歳新馬(牝、ダート1400m)は、小牧太騎手騎乗の1番人気テンザンオトヒメ(牝2、栗東・藤原英昭厩舎)が好スタートから先頭に立つと、直線に入っても脚色が衰えることなく、後方から脚を伸ばした3番人気ヘイローフジに5馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは1分27秒5(重)。さらに3.1/2馬身差の3着には、2番人気ホーマンシュテルンが入った。
勝ったテンザンオトヒメは、父フジキセキ、母パパラッシオ(その父Nureyev)という血統。伯父に97年レーシングポストトロフィー(英G1)を制したサラトガスプリングス Saratoga Springs(父El Gran Senor)がいる。03年セレクションセール当歳にて1180万円で落札されていた。フジキセキ産駒はJRA2歳世代14頭目の勝ち上がりとなった。