3冠牝馬スティルインラブが引退

2005年11月02日 19:27

 03年に17年ぶりの牝馬3冠を達成したスティルインラブ(牝5、栗東・松元省一厩舎)が現役を引退することが明らかになった。今後は、生まれ故郷の門別・下河辺牧場で繁殖入りする。

 スティルインラブは父サンデーサイレンス、母ブラダマンテという血統で、半兄に96年ラジオたんぱ賞(GIII)を制したビッグバイアモン(父バイアモン)がいる。02年11月(阪神・芝1400m)のデビュー戦で初勝利。2連勝で臨んだ03年チューリップ賞(GIII)で2着に敗れたが、続く桜花賞でGI初制覇を挙げ、続くオークス(GI)でも快勝。休養明けの秋初戦ローズS(GII)こそ5着に敗れたが、秋華賞(GI)で86年メジロラモーヌ以来17年ぶりの牝馬3冠を達成した。次走のエリザベス女王杯(GI)でも2着に好走し03年最優秀3歳牝馬に輝いたが、その後は低迷が続き、前走の府中牝馬S(GIII)も17着と敗れていた。通算成績16戦5勝(GI・3勝)。

 なお、同馬の引退式は来年1月に京都競馬場で行う予定。

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