鮮やかに差し切ったゼンノトライブ(左)=京都競馬場
「2歳新馬」(京都5R・芝1400m)
切れ味が光った。7番人気の
ゼンノトライブ(牡、父ステイゴールド、栗東・浅見)が馬場の真ん中を突き抜けて快勝。中団待機から直線の入り口でスムーズに外へ。鞍上の田中健の左ステッキが入ると、一気の加速で抜け出した。勝ちタイムは1分23秒0。大外から追い込んだ6番人気のハリーが1馬身1/4差の2着。さらに3/4馬身差の3着は2番人気のカイ。1番人気の愛国産馬
ローエキスキーズはスタートで後手を踏むロス。直線でも伸び切れず7着に終わった。
ダイワメジャー、
ダイワスカーレットなどの活躍馬を近親に持つ同馬に、田中健は「外に逃げ気味でしたが最後はしっかり伸びてくれた。強かったと思います。もう少し距離は持ちそう」と出世を期待していた。