センスが光ったアシュワガンダがデビュー勝ち=東京競馬場
「2歳新馬」(東京4R・芝1600m)
ソツのない競馬が光った。11頭立てで争われた一戦は3番人気の
アシュワガンダ(牡、父タニノギムレット、美浦・本間)が1分36秒8のタイムで快勝した。好スタートからスローペースの2番手を淡々と追走。手応え抜群で迎えた直線では逃げ込みを図る4番人気の
カシマブロッサム(2着)をきっちりと競り落とし、1馬身半差でゴールした。1番人気の
グリントオブライトは2着から半馬身差の3着。直線ではしぶとく追い上げたが、伸び切れなかった。
蛯名は「ケイコではまずまずの動きをしていたからね」と満足そうにうなずいたが、「燃えやすい気性なので、これから
リラックスしてくれれば」と課題も挙げていた。