「2歳新馬」(東京6R・芝2000m)
大物が評判通りの強さを見せつけた。
ハートレー(牡、父ディープインパクト、美浦・手塚)が単勝1.5倍の1番人気に応えて快勝。母に米GI・アルシバイアディズSの勝ち馬を持つ良血馬が好発進を決めた。勝ちタイムは2分4秒5。スタートがひと息で、終始後方のインで厳しい展開だったが、直線に向いて内がぽっかりとあくと、鞍上のムーアが瞬時に反応。あっさりと抜け出して早々に勝負を決めた。1馬身1/4差の2着は後方から追い込んだ2番人気の
オーダードリブンで、こちらも大物感は十分。さらに3馬身半差の3着には3番人気の
ウエヲムイテアルコが入った。
ムーアは「子どもっぽい面はあるが、直線で(他馬の)間があいた時に瞬時に伸びてくれた。距離はさらに延びても大丈夫」と素質の高さを絶賛していた。