「2歳新馬」(東京5R・芝1800m)
積極策が功を奏した。8番人気の
スズハヤトウー(牡、父
ダノンシャンティ、美浦・松永康)が、評判馬を退けて勝ち名乗りを上げた。スタート後しばらくしてからハナに立つと、終始マイペースの逃げを展開。直線半ばから続いた3番人気
ベストレート(2着)との馬体を合わせた競り合いを首差で制した。勝ちタイムは1分52秒7。さらに3/4馬身差の3着は外から差し込んだ2番人気の
モズジョイ。今年のオークス2着馬
ルージュバックの異父弟
ケイブルグラム(1番人気)は5着に敗退。勝負どころから反応が悪く、前との差を詰め切れなかった。
田中勝は「流れが遅くて恵まれた部分もあったが、きょうのところは勝てて良かった」と笑顔でレースを振り返った。