力強くとらえた。京都9R・もちの木賞(ダート1800m)は
ベルナルディーニ産駒の5番人気
レガーロ(栗東・大久保)が1分51秒7のタイレコードで、価値ある2勝目を挙げた。逃げた
クレマンダルザス(6着)が
ハイラップを刻むなか、序盤は中団の位置取り。M.デムーロの指示通りに向正面で外から位置を上げ、3、4角ではインに潜り込むロスのないレース運び。先に抜け出した2番人気の
スマートシャレード(2着)を目標に力感あふれるフットワークを繰り出し、きっちり首差とらえてゴールした。好位でレースを進めた1番人気の
スーパーライナーはさらに4馬身離れた3着で入線した。
M.デムーロは「
パワーはあるけど子どもっぽい。まだ自分から行こうとする面がない。でも走るね」と成長途上であることを口にしつつも、能力を評価していた。次走は全日本2歳優駿(12月16日・川崎、ダート1600m)が候補に挙がっている。