「2歳新馬」(阪神5R・芝2000m)
最後まで脚色は衰えなかった。2番人気の
カサロサーダ(牝、父ステイゴールド、栗東・矢作)が追撃を難なく振り切った。タイムは2分4秒0。好スタートからハナを主張すると、後続の手綱が動くなか、勝負どころを楽な手応えでパス。直線の坂でもラ
イバルに隙を与えなかった。母センブラフェはア
ルゼンチンのGIを勝っている。なお、1番人気の
ルージュバローズは1馬身半差の2着。中団追走から外を回って進出したが、勝ち馬を追い詰めるまでには至らなかった。さらに3馬身差の3着には後方から差を詰めた5番人気の
インザサイレンスが入った。
松若は「ゲートが速かったので楽に逃げられた。道中で物見をするところはありましたが、最後も来られたら来られただけ伸びてくれました」と笑顔で快勝劇を振り返った。