力強く抜け出したトウカイフィーバー(手前)=中山競馬場
「2歳新馬」(中山6R・ダート1200m)
低評価に猛反発。江田照騎乗の11番人気
トウカイフィーバー(牝、父エンパイアメーカー、美浦・菊川)が1分13秒6のタイムでデビューVを決めた。先行を争いを見ながら、道中は中団の前を追走。外から勢い十分に直線に突入し、ラストまで力強く伸び切った。1馬身1/4差の2着は外から追い込んだ6番人気の
チュラカーギー、さらに頭差の3着は4番人気の
カリアティード。1番人気の
スパイラルアップは4着。中団からスムーズに運べたが、直線でひと伸びがなかった。
江田照は「体に力がついて、走りがしっかりすればもっと良くなる」と笑顔。菊川師は「ケイコを積むごとにバネと切れが出てきた。芝も試してみたい」と見通しを語った。