「2歳新馬」(阪神5R・芝1600m)
血統馬が期待に応えた。ディープインパクト産駒の2番人気
エールデュレーヴ(牝、栗東・須貝)が後続に追撃の隙を与えず完勝デビューを決めた。行きっぷり良く道中をパスし、2番手で迎えた直線では早々と先頭へ。切れのあるフットワークで、ラストまで伸び切ってフィニッシュした。近親に10年阪神JFの覇者
レーヴディソール、15年の青葉賞勝ち
レーヴミストラルなど活躍馬が並ぶ血筋で、今後の飛躍が期待される。勝ちタイムは1分36秒3。1馬身1/4差の2着は3番人気の
アドマイヤロマン、さらに首差の3着は5番人気の
ラグナグ。1番人気のビババーチェは直線で伸び切れず7着に終わった。
川田は「まだ幼くて、終始外に逃げて頭を上げながら走っていたが、無事に勝ち上がれて良かった」とホッとした様子。「牝馬の割に、
テンションのオンとオフをはっきりつけられるタイプ。ある程度は自信があった」とは須貝師で、今後の伸びしろは大きそうだ。