格の違いを見せつけた。阪神9R・樅の木賞(ダート1800m)は武豊騎乗の
スマートシャレード(栗東・角居)が単勝1.2倍の圧倒的な1番人気に応えて2勝目を挙げた。道中は中団でじっくり構えて、3角手前から手応え十分に進出を開始。外から勢い良く脚を伸ばすと、ノーステッキでラ
イバルをのみ込んだ。勝ちタイムは1分52秒6。6番人気の
タイセイブルグが好位からしぶとく伸びて1馬身半差の2着。さらに半馬身差の3着には先行した4番人気の
ケイティブレイブが続いた。
武豊は「完勝。強かったね。乗りやすい馬で、一戦ずつ良くなっている。将来が楽しみ」とさらなる飛躍を描く。角居師も「まだトモは緩いが、使いつつ良くなっています」とうなずいた。今後はひと息入れる予定だ。