戸崎圭が勝ちっぷりを絶賛したサトノキングダム(中央)=中山競馬場
 
「2歳新馬」(中山4R・芝1600m)
 馬場の真ん中を堂々と抜け出した。2番人気の
サトノキングダム(牡、父ディープインパクト、美浦・国枝)が1分36秒8のタイムで新馬勝ち。道中は中団を追走し、4コーナーでは5頭横並びの一番外を通る強気の競馬。それでも直線は矢のような伸び脚で、接戦の2着争いを尻目に先頭でゴールを駆け抜けた。1馬身1/4差の2着は、1番人気の
イマジンザットが3番人気
アークアーセナルをゴール寸前で鼻差とらえて先着した。
 戸崎圭は「この馬のペースでじっくりと。外を回るロスがあったなか、最後はいい脚を使ってくれた。距離はもっとあっても大丈夫」と素質を絶賛した。