積極的に先手を取った石橋脩騎手騎乗のビービーバーレルが、そのままゴールまで逃げ切り優勝した(撮影:下野 雄規)
11日、中山競馬場でフェアリーS(3歳・牝・GIII・芝1600m)が行われ、先手を取った石橋脩騎手騎乗の3番人気ビービーバーレル(牝3、美浦・中舘英二厩舎)が、そのままゴールまで逃げ切り、先団の後ろから差を詰めた10番人気ダイワドレッサー(牝3、美浦・鹿戸雄一厩舎)に1.3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分34秒3(良)。
さらに3/4馬身差の3着に7番人気ダイワダッチェス(牝3、美浦・菊沢隆徳厩舎)が入った。なお、1番人気リセエンヌ(牝3、栗東・荒川義之厩舎)は7着、2番人気シーブリーズラブ(牝3、美浦・池上昌和厩舎)は15着に終わった。
勝ったビービーバーレルは、父パイロ、母ファインディンプル、その父Silver Hawkという血統。昨年6月のデビューから6戦目で重賞初制覇を果たした。また、昨年3月に厩舎を開業した中舘英二調教師にとっても、これが初めての重賞勝利となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆ビービーバーレル(牝3)
騎手:石橋脩
厩舎:美浦・中舘英二
父:パイロ
母:ファインディンプル
母父:Silver Hawk
馬主:坂東勝彦
生産者:絵笛牧場
通算成績:6戦2勝(重賞1勝)