園田金盃、ニューシーストリーが制す

2005年12月01日 16:00

 1日、園田競馬場で行われた園田金盃(3歳上、ダート2400m・1着賞金600万円)は、永島太郎騎手騎乗の3番人気ニューシーストリー(牡4、兵庫・原田寅夫厩舎)が、道中4番手を追走し3角過ぎからスパートを開始すると、連覇を狙った圧倒的1番人気(単勝140円)ロードバクシンの追撃を1馬身振り切って優勝した。勝ちタイムは2分42秒6(良)。さらに2馬身差の3着には追い込んだ4番人気コルレオーネが入った。

 勝ったニューシーストリーは、父フサイチコンコルド、母アーバンベルノ(その父カコイーシーズ)という血統。叔父に99年七夕賞(GIII)を制したサンデーセイラがいる。03年9月にホッカイドウ競馬でデビューし、同年12月に園田へ移籍。徐々に頭角を現し、重賞でも04年MRO金賞5着、05年兵庫大賞典2着と好走し、05年6月には帝王賞(交流GI)に出走するも10着と大敗した。8月の摂津盃では6着に敗れたが、続くオータムCでは好位追走から徐々に進出し、2着馬に3馬身差をつけて重賞初制覇を達成。前走JBCクラシック(交流GI)ではタイムパラドックス(牡7、栗東・松田博資厩舎)の8着と敗れていた。通算成績29戦10勝(うち重賞2勝)。

 なお、04年帝王賞、南部杯(共に交流GI)で3着に好走し、03年ジャパンダートダービー(交流GI)など重賞3勝を挙げている実績馬で、2番人気に支持されていたビッグウルフ(牡5、兵庫・渡辺幸生厩舎)は、2周目向正面で、左前脚に故障を発症し競走を中止した。

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