鋭い切れ味でデビューVを飾ったラヴィエベール(手前)=東京競馬場
「3歳新馬」(東京5R・芝1800m)
3番人気の
ラヴィエベール(牡、美浦・藤沢和)が鋭い切れ味を発揮してデビュー勝ち。母に仏GI・サンタラリ賞の勝ち馬を持つディープインパクト産駒が好発進を決めた。序盤は好位からレースを展開。直線に向いて、逃げた4番人気の
カルヴァリオ(2着)にいったんは差を広げられたが、外に進路を移すと、残り1Fからグングン加速。ゴール寸前で半馬身とらえた。勝ちタイムは1分50秒7。2着から3馬身差の3着は5番人気の
キセキノケイフが入り、1番人気の
レッドアルソードは6着に敗れた。
杉原は「実戦に行っていいタイプ。まだ子どもだけど、能力は高いですね」と、さらなる成長を期待した。藤沢和師は「次走は(馬の)様子を見て考える」と話した。