3日、阪神競馬場で行われた6R・2歳新馬(芝1400m)は、藤田伸二騎手騎乗の3番人気
ドラゴンウェルズ(牡2、栗東・藤原英昭厩舎)が、好位追走から直線伸びて、先に抜け出した圧倒的1番人気(単勝130円)
エイシンチョーテンに1.3/4馬身差つけて優勝した。勝ちタイムは1分23秒0(良)。さらに1.1/4馬身差の3着には6番人気
ロドリゴダンサーが入った
勝った
ドラゴンウェルズは、父Dynaformer、母はアフェクショニトリーH(米G3)を制している
Poolesta(その父Hero's Honor)という血統の米国産馬。牝系を遡ると05年天皇賞・秋(GI)、札幌記念(GII)など重賞3勝の
ヘヴンリーロマンス(牝5、栗東・山本正司厩舎)、00年オークス(GI)を制した
シルクプリマドンナなどがいる。
鞍上の藤田伸二騎手は、この勝利でJRA通算1200勝を、管理する栗東・藤原英昭調教師はJRA通算100勝を達成した。
阪神5R・2歳新馬(ダート1400m)は、四位洋文騎手騎乗の3番人気
マンオブパーサー(牡2、栗東・大久保龍志厩舎)が道中4番手から直線外に出して鋭く伸びると、先行して粘る7番人気
メイショウチョイスに3.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分27秒3(良)。さらにクビ差の3着には、追い込んできた6番人気
ユーガットテーストが入った。
勝った
マンオブパーサーは、父タヤスツヨシ、母タツプユアトウズ(その父State Dinner)という血統。半兄に99年エルムS(GIII)3着の
リワードタイタン(父ジャッジアンジェルーチ)がいる。また、タヤスツヨシ産駒は、同日の中山競馬場で行われた2歳新馬(牝、ダート1200m)を勝った
ジラソーレ(牝2、美浦・笹倉武久厩舎)に続いて新馬戦を連勝し、JRA現2歳世代、4頭目の勝ち上がりとなった。
中京2R・2歳新馬(ダート1000m)は、赤木高太郎騎手騎乗の2番人気
アサヒカレンダー(牝2、栗東・梅田康雄厩舎)が好位追走から直線抜け出して1番人気
ロングエンパイヤに3馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分02秒0(良)。さらに1.1/2馬身差の3着には3番人気
パシコグランルビーが入った。
勝った
アサヒカレンダーは、父サニーブライアン、母アサヒチャウス(その父セントシーザー)という血統。サニーブライアン産駒はJRA現2歳世代、4頭目の勝ち上がりとなった。