早めに動いたトゥインクルが4馬身差で重賞初制覇(撮影:小金井邦祥)
20日、東京競馬場でダイヤモンドS(4歳上・GIII・芝3400m)が行われ、中団でレースを進めた勝浦正樹騎手騎乗の4番人気トゥインクル(牡5、栗東・牧田和弥厩舎)が、早めに動いて2周目4コーナーで先頭に立つと、直線で後続を突き放して独走。最終的に、後方から懸命に追い上げてきた2番人気フェイムゲーム(牡6、美浦・宗像義忠厩舎)に4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分37秒8(稍重)。
さらに5馬身差の3着に8番人気ファタモルガーナ(セ8、栗東・荒川義之厩舎)が入った。なお、1番人気タンタアレグリア(牡4、美浦・国枝栄厩舎)は4着、3番人気モンドインテロ(牡4、美浦・手塚貴久厩舎)は6着に終わった。
勝ったトゥインクルは、父ステイゴールド、母ロングスターダム、その父ノーザンテーストという血統。格上挑戦ながら見事な圧勝で初めての重賞制覇を果たした。また、本馬を管理する牧田和弥調教師にとってもこれが初めての重賞勝利となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆トゥインクル(牡5)
騎手:勝浦正樹
厩舎:栗東・牧田和弥
父:ステイゴールド
母:ロングスターダム
母父:ノーザンテースト
馬主:畑佐博
生産者:いとう牧場
通算成績:28戦5勝(重賞1勝)