4日、阪神競馬場で行われた5R・2歳新馬(ダート1200m)は、池添謙一騎手騎乗の4番人気テンエイヤシャオー(牡2、栗東・大久保正陽厩舎)が後方待機から一気に追い込み、逃げ粘る1番人気プリティカウガールをハナ差交わして優勝した。勝ちタイムは1分14秒8(良)。さらに1.1/4馬身差の3着には6番人気マーベラスパレードが入った。
勝ったテンエイヤシャオーは、父タイキシャトル、母ハピネスヒロイン(その父ナリタブライアン)という血統。叔母に05年松籟S(準OP)などJRA現6勝を挙げているブライアンズレター(牝6、栗東・大久保正陽厩舎、父ナリタブライアン)がいる。タイキシャトル産駒は、JRA現2歳世代で9頭目の勝ち上がりとなった。中京5R・2歳新馬(芝1200m)は、C.ルメール騎手騎乗の1番人気ステキシンスケクン(牡2、栗東・森秀行厩舎)が、好スタートから先行し、好位追走の3番人気アスタートリッピーに3.1/2馬身差つけて逃げ切った。勝ちタイムは1分08秒9(良)。さらに4馬身差の3着には6番人気ブリスクウェザーが入った。
勝ったステキシンスケクンは、父Danzig、母Autumn Moon(その父Mr. Prospector)という血統の米国産馬。伯父に87年ブーゲンヴィリアH(米G2)を制し日本で種牡馬入りしたアカビール、90年ミドルパークS(英G1)を制したリシウス Lyciusなどがいる。04年キーンランド・セプテンバーセールにて55万ドルで落札されていた。