4日、阪神競馬場で行われた6R・2歳新馬(芝2000m)は、武豊騎手騎乗の断然の1番人気(単勝120円)ニルヴァーナ(牡2、栗東・池江泰郎厩舎)が好スタートから先手を奪うと、後続に影を踏ませず逃げ切った。勝ちタイムは2分05秒1(良)。2.1/2馬身差の2着に3番手追走の7番人気マイネルポライト、さらに3馬身差の3着に6番人気ゼットコマンダーが入った。
勝ったニルヴァーナは、父サンデーサイレンス、母ニキーヤ(その父Nureyev)という血統。全兄に02年ジャパンダートダービー、ダービーGP、東京大賞典(いずれも交流GI)、03年フェブラリーS(GI)など重賞5勝を挙げたゴールドアリュール、全姉にJRA現3勝で今年の秋華賞(GI)で4着に入ったオリエントチャーム(牝3、栗東・池江泰郎厩舎)がいる。サンデーサイレンス産駒は、JRA現2歳世代で17頭目の勝ち上がりとなった。