ドンカスターC2025に出走予定のショウナンラピダス(今年6月撮影、ユーザー提供:レイナルドさん)
セレクトセールで高額取引された
ショウナンラピダス(牡4、美浦・国枝栄厩舎)が、日曜京都12Rのドン
カスターカップ(3歳上・3勝クラス・芝1800m)でオープン入りを狙う。
ショウナンラピダスは父
ドゥラメンテ、母シーヴ、母の父Mineshaftの血統。半姉のキャスリン
ソフィア(
Cathryn Sophia)は16年のケンタッキーオークスの覇者。半兄の
ショウナンアデイブは20年のセレクトセール1歳で5億1000万円(税抜、以下同)で取引され、今年の小倉大賞典で2着だった。本馬も22年のセレクトセール1歳で2億2000万円の高値となっている。
ここまで10戦3勝。2歳秋の新馬を快勝。その後は4戦連続で5着以下だったが、今年になって覚醒した。5走前の1勝クラスを逃げ切ると、4走前の2勝クラスは番手から押し切り。3勝クラスに昇級後も4着、2着、6着と大崩れなく走れているので、充実期を迎えていることは間違いない。
今回は初の関西遠征がカギとなるが、地力は上位だ。デビュー勝ちのパートナーだった戸崎圭太騎手との再タッグも力に変えて、待望のオープン入りとなることを願いたい。