阪神大賞典が、昨年の札幌記念以来のレースとなるトーホウジャッカル(撮影:井内利彰、撮影日は3月8日)
2014年の菊花賞馬
トーホウジャッカル(栗東・谷潔厩舎)。昨年の札幌記念の後、長期休養を挟んで、2月13日に宮崎ステーブル(宮崎県)から栗東へ帰厩。次走予定の阪神大賞典(3月20日・阪神芝3000m)に向けて調整を進めているが、今朝9日はその1週前追い切りを坂路で行っている。
追い切りには藤懸貴志騎手が跨って、
サンビショップを追走する内容。2馬身ほど追走していたが、追いつこうとペースが速くなったのは、後半2F。相手も攻め駆けするタイプだけに、
トーホウジャッカルが追いつきかけても、相手の手応えが楽で、結局最後まで前に出ることはできなかった。時計も4F52.4〜3F37.8〜2F24.9〜1F12.9秒と特に強調できるほどではないため、やはり昨夏以来のブランクは大きいのかも知れない。
(取材・写真:井内利彰)