川田騎手が騎乗して皐月賞の1週前追い切りを行ったマカヒキ(撮影:井内利彰)
弥生賞で騎乗したC.ルメール騎手が
サトノダイヤモンド(栗東・池江泰寿厩舎)に騎乗するため、皐月賞(4月17日・中山芝2000m)は川田将雅騎手が騎乗する
マカヒキ(栗東・友道康夫厩舎)。先週は追い切りではない調教でジョッキーが感触を確かめたが、今朝6日は1週前追い切りにジョッキーが騎乗することになった。
CWで
マーティンボロ、
パヴェダイヤモンドが先行する流れを最後方から追走。最初から前との差は1秒以上あったが、3コーナーに入る頃にはそれ以上に広がった。こちらから見ていると、明らかに追いつきそうになかったが、直線に向いたところで鞍上が手を動かすと即座に反応。
前との差は見る見るうちに詰まっていき、ラスト1F標識前後で追い抜くパフォーマンス。前も決して止まっていないのだが、
マカヒキの脚力が非凡なだけだろう。それを裏付けるように、時計は6F78.3〜5F63.2〜4F49.2〜3F35.7〜1F11.6秒と素晴らしく速い。状態が前走以上というよりも、走るたびに加速の仕方が上手になっている、そんな印象を受ける。
(取材・写真:井内利彰)