ロードクエストなど、皐月賞1週前厩舎情報/美浦トレセンニュース

2016年04月08日 11:30

調教では馬の後ろで我慢できるようになってきているロードクエスト(写真は2015年新潟2歳S優勝時、撮影:下野雄規)

 皐月賞(GI・芝2000m)に美浦から出走予定各馬が1週前追い切りを行った。追い切り後の関係者のコメント。

ロードクエスト(牡3・美浦・小島茂之)について、小島調教師。
「前走(スプリングS・GII・3着)後、少し気負っているところがありました。今週、来週と2週連続してジョッキーを乗せると気負いが戻るかなというのもありますし、動きがもう少しのように思いましたので、今週水曜と週末と速いところをやって、これなら大丈夫という感じで来週の追い切りで池添騎手に渡したいと考えています。

 毎回そうですけど、レースが終わった後は少し気負うところがあるんですよね。それ以外は順調に来ています。ここのところ調教では馬の後ろで我慢できるようになってきていますが、ウッドチップコースでの本格的な追い切りの中でそれができるかどうかが課題でした。ただ今週の追い切りでは、それはできていましたね。今週は我慢させましたので、週末は行かせてあげて負荷をかけ、来週は池添騎手に調整してもらえば大丈夫だと思います」

ディーマジェスティ(牡3・美浦・二ノ宮敬宇)について、蛯名正義騎手。
「前走(共同通信杯・GIII・1着)は、ホープフルS(GII)の出走取消明けで一頓挫あった過程の中で結果を出してくれました。そのことは評価できますね。今回は順調にきているのが何よりです。体も大きくなって、たくましくなってきました。今回はコース替わりがどうかかなと思いますし、相手も強くなりますからね。ここで何とか食らいついて、この先が楽しみになる競馬をしてほしいです」

アドマイヤモラール(牡3・美浦・上原博之)について、上原調教師。
「前走(スプリングS・11着)は休み明けで少し重苦しさがあり、途中で息切れをしてしまいました。ひと叩きの上積みもあり、良い感じでここまできています。今週はゴールを過ぎてからも気合いをつけて少し長めに追い、予定通りの追い切りが出来ました。反応も良くなりましたね。来週は、ジョッキーが乗って追い切る予定です。1度使いましたから前走のようなことはないと思いますし、展開がはまればやれるのではないかと思います」

マウントロブソン(牡3・美浦・堀宣行)について、橋本調教助手。
「レース間隔が詰まっていますので、それほど強い追い切りは必要ないですから、今週はサラッとやりました。大きな変わりはないですし、順調にきています」

リスペクトアース(牡3・美浦・小笠倫弘)について、小笠調教師。
「今週は1週前ということもあり、ジョッキーが騎乗して走りのペースを上げての追い切りでしたが、時計や動きもまずまずでしたし、ジョッキーの感触も良かったです。前走(若葉S・OP・7着)は馬場が渋った影響もあったと思いますし、他に先行する馬がいたので控えましたが、あまり器用な競馬は出来なかったようです。本番では徹底して先行したい馬もいないようですし、自分の競馬ができれば、渋太さを発揮できるのではないでしょうか」

(取材・文:佐々木祥恵)

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