17日(日)に中山競馬場で行われる第76回皐月賞(GI)に登録をしているアドマイヤダイオウ(牡3、栗東・友道康夫厩舎)について、友道康夫調教師のコメントは以下の通り。

(現在の状況について)
「今日、ゲートの試験があって、無事に受かりました。ホッとしました。追い切りは、明日15−15ぐらいをやる予定にしています」

(同じ厩舎のマカヒキと比べて)
「少し違ったタイプです。この馬も精神面ですごく落ち着いていて、なおかつ前回のように並んでからも負けないような勝負根性もある馬だと思います。スタミナもあります。
　長く、渋太い脚を使えるので、中山の坂を生かして頑張ってほしいです」

(調教過程について)
「先週、初めて福永騎手が乗って、しっかりと負荷をかけてもらいました。福永騎手は、"見た目と少しイメージが違うね"という感じで、"軽いフットワークで良い走りをするね"と言っていました。パワー型だと思っていたのですが、乗ると結構軽い走りをするという感じです」

(初の中山コースについて)
「精神的に落ち着いている馬ですし、輸送も、いつも一緒に調教をしているマカヒキと行くので、大丈夫だと思います。
　前でジワジワと最後まで粘ってほしいですね。この馬にとってはパンパンの馬場よりも渋った、力のいる馬場の方が合っていると思います。
　初戦では負けましたが、ここまで3連勝で来ていますし、今は本当に具合が良い感じで来ています。初めての中山になりますが、また良い競馬ができると思いますので、応援よろしくお願いします」

(取材：佐藤泉、米田元気)