福島記念2025に出走予定のイングランドアイズ(今年7月撮影、ユーザー提供:つんさん)
金曜正午の時点で2場ともに芝ダート揃って良となっている。まずは京都。芝はB→Cコース替わり。先週は明らかに外が伸びていたが、多少なりともコース替わりの影響があるはず。したがって内回りは内外フラット、外回りはやや外伸び優勢と考えたい。ダートは前で運んだ人気馬が順当に走っている。差し馬は展開利がないと厳しそうだ。
続いて福島。芝はA→Bコース替わり。脚質の有利不利はほとんどなく、ペース次第だろう。先週は
ルーラーシップ産駒や
デクラレーションオブウォー産駒など、渋太く脚を使える馬が頑張っていた。また、母の父フレンチデピュティ系の活躍も目立った。ダートは小回りらしく、ある程度の位置で運んだ方がいい。とりわけ1150mは逃げ先行馬が止まらない。距離を問わず、先週はなぜかストームキャット系が不振だった。
【注目馬】
京都11R・
ムルソー…休み休みのローテーションだが、着実に力を付けてきた。何より番手の競馬を覚えたことが大きい。前有利の馬場に加え、ルメール騎手の継続騎乗なら連勝濃厚だ。
福島11R・
イングランドアイズ…現役屈指の内枠巧者で、過去4勝は全て1〜5番枠だ。毎年のように内枠有利の一戦でもあり、重賞2勝目を期待したい。