24日、京都競馬場で行われた4R・2歳新馬(芝2000m)は、安藤勝己騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝180円)アフリカンビート(牡2、栗東・森秀行厩舎)が、中団待機策から直線大外に持ち出すと、先に抜け出した3番人気エリモファイナルをクビ差し切り優勝した。勝ちタイムは2分06秒0(良)。さらに1.1/4馬身差の3着には好位追走の6番人気トーワヒコノが入った。クロフネ(父フレンチデピュティ、ジャパンCダート-G1)の全弟で2番人気に支持されたラパルースベイは、546キロという馬体重での出走となったが、終始後方のまま直線も伸びず8着に敗れた。
勝ったアフリカンビートは、父がサンデーサイレンス、母がマルセルブサック賞(仏G1)、アスタルテ賞(仏G2)を制したレディオブチャド(その父ラストタイクーン)という血統で、牝系はツクバシンフォニー(牡11、父デインヒル、エプソムC-G3)、イェーツ Yeats(牡3、父Sadler's Wells、愛ダービートライアル-愛G2)などと同じ一族。サンデーサイレンス産駒は、今年20頭目の勝ち上がり。